グラナーツ工房は1個から作れる小ロット専門のオリジナルアイテム制作工房です。【www.grand-arts.jp】

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DXFデータの作成方法

DXFデータの作成方法(GIMP/Inkscapeの場合)

カラー画像をモノクロ画像に変換する(GIMP)

下記の画像を使ってDXFファイルを作成していきます。

サンプル画像

1.カラーモードをグレースケールにする

画像>モード>グレースケール」を選択してカラーモードをグレースケールへ変換します。
 

2.カラーモードをモノクロ2階調にする

「フィルター(Filters)>変形(Distorts)>新聞印刷」を選択します。
 

変更する項目は基本的に「セルサイズ(または出力)」と「角度」です。

※設定値について特に指定はありません。いろいろ設定値を変えてみて気に入ったものを選択してください。

モノクロ画像を基にしてパスを作成する(GIMP)

4-1.(淡色印刷のみ)背景色を黒で塗りつぶす

(淡色印刷のみ)淡色印刷を行う場合は原則、画像の色調を反転させます。まず色調反転させる前に輪郭の外側に白の部分を残して背景色を黒く塗りつぶします。


4-2.(淡色印刷のみ)色調を反転させる

(淡色印刷のみ)「色>色調反転(Invert)」を選択して色調を反転させます。


4-3.パスを作成する

左上ツール内の「色域を選択」を選択したあとイラストの黒色の部分をクリックすると、黒色部分全てが選択されます。
それから「選択>選択範囲をパスに」をクリックとパスが作成されます。
見た目にはパスができたかどうか分かりませんが、パスツールボックスを開くとパスが作成されていることが分かります。   

5.SVGファイルとして書き出す

先ほどのパスツールボックスを右クリックして「パスをエクスポート」をクリックするとダイアログが表示されるので、「任意の名前.svg」と入力して保存します。
保存名にあるとおり、ファイル名の後ろには必ず「.svg」を打ち込んで保存してください。
これでGIMPでの作業は終了です。

※4-1,4-2の作業の有無の違い


※4-1,4-2の作業をすると、輪郭の外側に線が1本増えます。外側に1本増えることで塗りの場所が反転します。この作業はnkscapeで輪郭のパスのアウトセットを使っても同じことができます。

パスデータをDXFデータに書き出す(Inkscape)

6.DXFファイルを書き出す

GIMPで保存したSVGファイルをInkscapeで開き、「ファイル>名前をつけて保存」をクリックします。
Inkscapeでの作業は基本的に「DXFファイルの書き出しだけ」です。パスに色をつけたり塗りつぶしをする必要はありません。


ファイルの種類は「デスクトップ カッティングプロッター(AutoCAD DXF R14)(*.dxf)>」を選択して保存します。

以上でDXFファイルが完成します。

※DXFファイル保存時にエラーが出る場合

・InkscapeでSVGファイルからDXFファイルに保存するときエラーが発生する場合があります。
そのときは一度SVGファイルを「プレーンSVG(*.svg)ファイル」で別名で保存してから、その保存したファイルからDXFファイルに保存してください。