グラナーツ工房は1個から作れる小ロット専門のオリジナルアイテム制作工房です。【www.grand-arts.jp】

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原稿の作成方法(PhotoshopCS3)

・直接パスで画像を描く方法もありますが、ここでは通常のカラー画像から原稿を作成する手順をご説明します。

1.テンプレートに画像を用意する

下記のリンクからテンプレートをダウンロードしてください。
ドキュメントのサイズが印刷範囲より大きいですが間違いではありません。
PNGファイルとPSDファイルの2種類あります。お好みでご使用ください。
ここではスキットルのテンプレートを使ってすすめていきます。
原稿テンプレートをダウンロードする

2.画像をグレースケールにする

サンプル画像

事前にテンプレートに画像を貼り付けて、不要な部分は消しゴムツール等で消しておきます。
イラストの場合、あらかじめ輪郭を強調しているとよりきれいに印刷されます。
(薄かったり線が細かったりすると2階調化のときに輪郭がぼけたり消えてしまうため)

サンプル画像イメージ>モード>グレースケール」を選択してカラーモードをグレースケールへ変換します。
レイヤーがある場合は「画像を統合しますか?」とメッセージが出るので「統合」をクリックします。
「カラー情報を破棄しますか?」とメッセージが出たら「破棄」をクリックしてください。

サンプル画像グレースケールの画像ができました。

3.画像をモノクロ2階調にする

サンプル画像

上部メニューバーの「イメージ>モード>モノクロ2階調」を選択します。

サンプル画像

モノクロ2階調のダイアログで、解像度は「500pixel/inch」、種類は「ハーフトーンスクリーン」を選択して「OK」ボタンを押します。

サンプル画像

次にハーフトーンスクリーンのダイアログで、線数は「20~60 line/inch」、角度は「45度」、網点形状は「円」を選択して「OK」ボタンを押してください。
線数はドットの大きさを決めます。数値が小さいとドットは大きくなり、数値を大きくするとドットが細かくなります。
イラストでは「20-40」、写真では「50-60」が目安となります。

サンプル画像モノクロ2階調の画像ができました。

4.再度画像をグレースケールに戻す

サンプル画像画像を範囲選択するために、モノクロ2階調にした画像を再度グレースケールに変換します。
上部メニューバーの「イメージ>モード>グレースケール」を選択します。

サンプル画像グレースケールのダイアログが表示されます。
サイズ比は「1」にして「OK」ボタンを押します。

「淡色加工」を行う場合は、画像の色調を反転させる必要があります。「5.階調を反転させる」へすすんでください。
それ以外の場合は「6.黒部分を選択する」へすすんでください。

5.階調を反転させる

サンプル画像「イメージ>色調補正>階調を反転」を選択します。

サンプル画像白の部分と黒の部分が反転した画像になります。

サンプル画像自動選択ツールで反転後の「背景部分の黒の部分」をクリックします。
選択できていない部分がある場合は、Shiftキーを押しながら未選択の背景部分を選択していきます。

サンプル画像「選択範囲>選択範囲を反転」を選択します。

サンプル画像次に「選択範囲>選択範囲を変更>拡張」を選択します。

サンプル画像選択範囲を拡張ダイアログ画面が表示されるので拡張量を入力しOKボタンを押します。
この拡張量が画像の輪郭線の太さとなります。拡張量は何度か試してバランスのいい数値を見つけてください。ここでは「40」pixelに設定します。

サンプル画像再度、「選択範囲>選択範囲を反転」を選択します。

サンプル画像「編集>塗りつぶし」を選択します。

サンプル画像ダイアログ画面が表示されます。
「使用」のところの「ホワイト」を選択してOKボタンを押します。

サンプル画像これで階調反転した画像が完成しました。

6.黒部分を選択する

サンプル画像左バーの「自由選択ツール」を選択します。画像の黒の部分をクリックします。
もしうまく選択されない場合は許容値が「255」になっている可能性があります。許容値を「0」にしてもう一度選択してください。

サンプル画像黒部分が選択された状態で、次に上部メニューバーの「選択範囲>近似色を選択」をクリックします。
すると画像の黒部分がすべて選択されます。

7.パスを作成する

サンプル画像パスウィンドウのオプション(右上の三本線のところ)から「作業用パスを作成」を押します。
パスウインドウが見つからない場合は、上部メニューバーの「ウィンドウ>パス」を選択すると表示されます。

サンプル画像作業用パスを作成ダイアログが表示されます。
許容値を「1.0」pixelにして「OK」ボタンを押します。

サンプル画像これで画像のパスが出来上がりました。パスウィンドウに「作業用パス」が作成されたはずです。

8.クリッピングパスを作成する

サンプル画像作業用パスではパスが反映されないのでクリッピングパスを作成します。
作業用パスを選択してから、パスウィンドウのオプションにある「パスを保存」を選択します。

サンプル画像パスを保存のダイアログが表示されます
パス名はそのままにしてOKボタンを押します。

サンプル画像次にパスウィンドウのオプションにある「クリッピングパス」を選択します。

サンプル画像クリッピングパスのダイアログが表示されます。
平滑度は空欄のままOKボタンを押します。
これでクリッピングパスが作成されました。

9.原稿を保存する

サンプル画像上部メニューバーの「ファイル>別名で保存」を選択します。

サンプル画像保存形式は「PhotoshopEPS形式」で選択して保存ボタンを押します。

サンプル画像オプションダイアログが表示されます。
プレビューは「TIFF(1bit/pixel)」、エンコーディングは「ASCII85」を選択してください。
その下にある各オプションは全てチェックを外して、最後に「OK」ボタンを押します。

これで原稿データは完成です。
原稿のアップロードへ進んでください。